2024年2月13日

発展途上国における環境問題(2)

このテーマに必ずしも限った内容ではないが、どうして人々はこうしたリスクが迫っているにもかかわらず、そのリスクに対応できていないのであろうか?私はそのリスクと、そのリスクを回避できない場合に待ち受ける恐ろしい未来が、人々に正確に伝わっていないことに由来していると思えてならない。このためまずは学校教育から、こうしたリスクを人々に正確に伝えていく必要があると思われる。

『世界の危機が私たちの足下に忍び寄っているにもかかわらず、何故人々はその変化に目を瞑ってしまっているのであろうか?これはおそらくその危機感を人々が正しく理解していないからであると私は断言したい。もし人々が自分のものとしてその危機に気が付けば、人々は変わっていけるのではないだろうか?つまり地球上の空気も水も世界を循環していて、この地球は一つの運命共同体と気付けば、自国の利益だけを追い求めるような行動を取れないのではないだろうか?何故ならば地球が破滅の道を辿るということは、人類にとっても同じ道を辿ることになると私は思うからである。』

『しかし、現実の世界を眺めると、ほとんどの国や大多数の人々が将来の危機をあまり認識していないように映ってしまう。これまでの慣習から、自国や自らの利益を追い続けるためにこのような地球全体の危機に対して無関心になり、その結果、人類は危機に直面する道に向かって進み続けているように思われてならない。これは人々に問題があった訳ではない。こうした事実を着実に伝える教育が不足していたことが原因であったように思う。こうした現状を着実に伝え、これからの私たちの歩みを、少しずつでもいち早く変えていきたい。』

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