2024年2月9日

生物多様性の減少

生態系の中で人類は多くの生物と共に生きていくことができる。こうした生態系のバランスは生物の多様性の上に成り立っているので、そうした点を意識した行動が求められる。近年は、人類が引き起こしてしまった地球温暖化や乾燥化で多くの生物種が絶滅したり、絶滅の危機にある。こうした状況を防ぐアクションを取らないと、いずれ人類も絶滅危惧種になりかねない。

『生態系という循環システムは様々な種が存在してはじめて安定化する。このため生物多様性が減少するということは、この生態系が脆弱になることを意味する。生態系のバランスが極端に悪くなる、または生態系に何らか大きな変化が生じると、多くの生命の存続さえ危うくなる可能性が生じてくる。人類は多くの生物に支えられはじめて生き続けることができるので、人類にも間違いなく危機が及ぶことになり、人類にはこの支えてくれている生物たちを守っていく必要があるのである。生物たちが自然の中で安心して生息できる環境を守ることに私たちは注力する必要があり、ある種を人類の関与で絶滅の危機に追い込むようなことにならない配慮が必要である。私たちがいつも考えていかなければならないことは、生物、つまり地球を守るという人類に与えられた責任を、どう果たしていくかということではないかと私は思う。』

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