2024年3月5日
生活はどうあるべきか?昔と現在との違いを見てみたい(2)
続いて、子どもたちの日常について検討してみました。自然や友達との触れ合いの機会が減っていて、人間形成という観点からこのままではいけないように思います。
『昔)どこにでも外で遊ぶ子どもたちがいた。そこには動物もたくさん生息していて、虫を捕ったりもしたが、いろいろな生物にも遭遇できた。季節の移り変わりも日々の生活の中で身近に感じられ、それぞれの季節の訪れを感じ、楽しめていたように思う。冬は寒く、近所の人が起こしていた焚火にも通学途中でよくあたらせてもらった。一方、夏は暑かったけれど現在と比べるとそれほどでもなく、自由に外に出て自然の中で遊べて楽しかった。
現在)子どもたちは外で遊ぶより、家の中に留まり、一人でゲームなどに時間を費やすことが多いようである。家族における兄弟姉妹の数も一段と減ってきてしまった。屋外は空気も必ずしもきれいとは言えず、様々な危険とも隣り合わせになっている。温暖化に伴い熱中症のリスクも高まっている。都会では近くに昆虫などもあまり多く生息していない。また、放課後に外で遊んでいる子どもたちの数も、めっきり少なくなってしまったように見受けられる。小さい時から塾などの習い事に通っているように思う。』
『自然や友達との触れ合いという観点でみると、幼少期に大切な体験があまりできなくなってしまっているのではないか?遊ぶ時間が削られ、自然や友達との触れ合いの機会が明らかに減少している。人間形成という観点から何らかの対応策が必要ではないかと思う。』
コメント