2024年3月4日

生活はどうあるべきか?昔と現在との違いを見てみたい(1)

外的環境の歪みが、少しずつ心にもストレスを与えているように私には見えてきましたので、私の幼少期と現在とを比較しながら、本来あるべき私たちの生活について考えてみることにしました。まずは、家庭生活について考えてみました。

『昔)生活レベルは現在よりかなり劣っていたかもしれないが、食事は基本的に家族団欒でとっていた。多くの家族が一つの家に住んでいると、話はより盛り上がる。食器は交代で洗っていたりして、この過程でも大切な情報交換ができていた。子どもたちも祖父母等から様々な知恵を学ぶ機会も多かった。ただ、女性だけが家庭を守るという考え方が根底にあり、その点はとても問題であった。
現在)核家族化が進み、さらに仕事や学業が忙しく、家族で一緒に食事がとれるのは、多くの家庭では週末くらいになってしまったように思われる。食洗機などの便利な機械に囲まれ家事の負担は減ったが、家事の最中での会話も少ないのが実情である。また家族が一緒に調理などを共にしたり、会話する機会も限られている。さらに単身赴任というような家庭生活を考える上での異常事態も、必ずしも珍しい状況とはいえない寂しさがある。但し、ビデオ通話など技術の進歩でいつでもどこでもコミュニケーションは取れる状況にはなっている。また、一人で生きていける環境が整ったことは、いろいろな可能性を考える上で良かったとも言えるだろう。女性の立場は、多少は改善されてはいるがまだ十分であるとはいえない。』

家族のふれあいという観点から見ると、一緒に過ごす時間がとても減ってしまったように思われる。幸せについて考える上で、もう一度何を優先することが大切なのかについて、また男女がそれぞれをどう敬い合い家庭生活を営むかについて、考えてみる必要があるように思う。

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