2024年1月18日

『それでは人生の目的とは何であろうかと投げかけてみたい。とても捉えにくいことかもしれないが、まず想定できることとして、夢を持って生きていくことではないだろうかと私は思う。そしてその時近くに大切な人がいると、より一層有意義な人生を歩めるのではないかと思う。さらに踏み込んで考えると、大切な人と自分が健康で苦楽を共にし、安全に安心して生活できる心に安心感が持てる状態で、さらに何かを達成することであるように私は思う。

一方、現代の世界に目を向けると、私たちの置かれている状態はどうであろうか?まずは不安定な気候変動という環境面、次に不安定な経済情勢という生活面から、どうしても不安が残る世の中に住んでいるように感じてしまう。こうした人々を取り巻く外的要因だけでなく、それに伴って心の内的要因も理想的な状態からかなり離れてきてしまっているように私には見える。

さらに現在の世界を詳細に見渡すと、人類を含めた生物界全体に対し大きな脅威と恐怖がのしかかっているように見える。1つ目は、抑止力を名目とした各国の核開発のリスクである。2つ目は、地球温暖化、人口増加、食糧不足等の地球環境問題である。そして3つ目は、まだ確定はできないが、人工知能の潜在的な脅威である。それぞれ時間差はあれ、これから間違った方向に進んでしまうことを正しく恐れないと、生命ばかりか地球の滅亡にもつながりかねないのである。

それではどうすれば理想的な状態に近づけていくことができ、人生をより良いものにしていくことができるのであろうか?』

そこで人生の目的は何であろうかと考えてみた。それは安全に安心して生活できる心に安心感が持てる状態で、夢を持って生きていることのように思えた。しかし、現在はみんなほんとうにこうした生き方ができているかと思い巡らすと、非常に多くの脅威の中で生活している現実が見えてくる。そこでの問いは、「どうすれば理想的な状態に近づけていくことができ、人生をより良いものにしていくことができるのであろうか?」である。

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