2024年5月7日
こうした急激な変化を、何故食い止められなかったか?(2)
別の視点で考えると、技術力で何でも解決できるという思い込みが、多くの問題が顕在化してきてからも真剣に向き合ってこなかったという結果に繋がって来ているように思います。しかし、現実を直視すると、地球温暖化等の問題が支えてくれてきた生物たちを苦境に追い込み、今のままでは地球は、人類を含む生物を支えきれなくなることは疑いのない事実なのです。今できることは、私たちの態度を改め、生物たちを支えられるように、人類としての責任を果たしていくことのように思います。そのためにも世界が一つに纏まり、協働して地球と人類を含む生物たちの存続を目指していくことが必要と思います。
『別の視点から見ると、便利さが当たり前となり、さらにより便利で快適な生活を得られると疑いもなく楽観的に考えたために、この流れを食い止められなかったのであろう。むしろそのようなことを振り返ることさえ、ほとんどなかったのではないかとも思われる。昨今ではその過ちに対する警鐘が少しずつ着実に聞こえ始めているにも拘らず、そうした声に耳を塞ぎ、技術力をベースに経済優先で問題は何とか解決できると、楽観的に捉えられているのではないかとも思う。しかし地球上の生物の日々の生活を熟視すると、現状としてはあまりにも多くの生物たちが絶滅し、生態系のバランスは崩壊し始め、地球の状態は歪んできているのだ。今こそこの点を直視し、耳を研ぎ澄まし、根本的にこれまでの人類の生き方や考え方を、原点に立ち返って改め正すことが必要ではないだろうか?再度繰り返すが、人類が何故生き続けていけるのだろうかという最も基本的な質問を各人が心に問いかけ、私たちの生き方の改善を図ることが急務ではないかと私は思う。』
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