2024年3月6日

生活はどうあるべきか?昔と現在との違いを見てみたい(3)

四季折々の風景や身近な自然との触れ合いが感じられなくなってきています。また、子どもたちの外での元気な遊びも見られなくなってきてます。これまで人類が求めてきたより良い生活が、結果的に自然を改変し、住みにくい世界になってきてしまっているのではないでしょうか?その中で、子どもたちにも目に見えないプレッシャーがかかっているようで、心配になってしまいます。

『昔)幼少の頃、長期の休みになると毎年のように行った伊東や那須で多くの生物と触れ合ってきた。また住んでいた東京でも近くにはまだ畑や空き地もあり、アオムシがいたり、多くの蝶が飛んでいたり、鳥の鳴き声も時として意識すると煩いほどであった。雀もツバメもオナガもそれぞれの季節で見かけられ、鳴き声を耳にした。自然がどこにでも手の届くところにあったので外で遊んでいると、いろいろと観察できて楽しかった。
現在)私の住んでいる都会では、ある程度緑が公園に存在する以外はアスファルトで覆われ、その周りには住宅がぎっしりと立ち並んでいる。鳥の鳴き声もあまり聞かなくなってしまった。また、虫の声もあまり聞こえてこない。地方にでも行かないと自然に触れ合う機会がめっきり減ってしまっているように思われる。星も夜間の照明でほとんど見えなくなってしまった。前述したように外で遊んでいる子どもたちもあまり見かけなくなってしまった。治安が悪くなったり、騒いでいると近所からクレームが来るような状況になってきたことも、一つの原因なのかもしれない。

『四季折々の風景、身近な自然との触れ合い、子どもたちの外での元気な遊びといった、かつては当たり前のように目にしたそのような光景に出会えなくなってきている。少し前の時代を知っている私にはとても寂しく感じられる。

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