2024年4月26日

食糧を守るためには（3）

繰り返しになりますが、私たち人類は地球の置かれた状況を冷静に理解し、生物を守りながら一緒に生きていけるように、この地球の状況を着実に改善していく必要があります。人類だけの利益などが考えられないことは、私たちがどうして生きていけるかを考えれば明確です。地球全体のことを考えたアクションが、結局のところ人類をも守ることに繋がるのです。

『少なくとも今言えることは、自然を守り、その中での自然の恵みを大切にしていくことである。また、他の生物たちを大切に捉え共存していく道を模索し、食料を大切な財産として定めて決して無駄にしないことであろう。さらに、地球全体で捉えた人口のバランスも考え、対応していく必要があることである。このためには、食糧の供給に携わる人々の生活を守り、適切な食糧の確保もしっかりと計画していく必要があると思う。また、食物連鎖のバランスを保持し、生態系を安定化させることもとても大切である。さらに、弱者にあたる生物の保護をしっかりと考えていく必要があると思う。少なくとも現在、彼らの安全、安心を確保する人類の役割とその責任が、あらためて問われていると私は思う。』