2024年4月16日

適切なエネルギーはどう生み出したら良いか？（1）

火力発電や原子力発電は多くの問題を孕んでいるので、直ちにその代替えエネルギー取得に向けて取り組む必要があります。但し、自然エネルギーを活用した風力発電においても、事前に環境アセスメントをしっかり行い、リスクの低く効率の高い設置場所を選ぶことが必要と言えるでしょう。

『前述の地球温暖化をはじめ、大気汚染、酸性雨などの問題を考慮すると、これまでの発電の主流であった火力発電は廃止とするしかないだろう。化石燃料というような呼び方を含め、貴重な資源を燃やしてしまうような考え方は、考え直していく必要があると思う。また、原子力発電に関しても、廃棄物の問題や放射能漏れのリスクから、現時点ではすべての問題がクリアできるまでは凍結した方が良いのではないかと思う。そして、大気中の二酸化炭素濃度を増やさない、再生可能エネルギーの効率的な取得に焦点を当てることが求められる。これは主として自然エネルギーを活用した発電の手法であるが、同時に生態系に悪影響を及ぼさない手法であることも考慮する必要がある。例えば、風力発電だからどこでも作れるというものではなく、環境アセスメントに沿ってリスクの低く効率の高い設置場所を選ぶ必要がある。』