2024年4月8日
身近に迫る大きな問題は見過ごされていないか?(1)
大きな問題を私たちは抱えているのに、どうしてこうした問題に向き合おうとしていないのかについて考えてみました。現代社会が忙しいことに由来しているかもしれませんが、人々は目先のこと以外は無関心になりがちなように思われます。無関心が非常に危険なことは、大災害が起こった後に後悔しても手遅れであることからも分かると思います。脅威を取り除いていかないと、取り返しがつかない未来を招く可能性が実在していることを、私たちは決して忘れてはいけないと思います。
『人々は一般的に目先のことや各々の関心事に心を奪われ、わが身や家族に直接降りかからない周りのことについては、無関心である傾向が強いように思う。最愛の人や家族、友人や職場または学校での関係者については気にかけたりするが、特別大きな影響がない限り、地球や環境に対する感情はあまり顕在化されていないように映る。しかしこれまで指摘してきたように地球環境に対しては、直ちに正しい対処が必要な状況にあるのである。何か大災害が起こってはじめて、どうしてこのようになってしまったかと振り返っても、残念ながら手遅れである。また、テロやミサイルの脅威と言われても、いつの間にか忙しさに紛れて忘れてしまう。しかし、脅威は間違えなく実在しているのだ。』
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